ドル円は金曜日のNY時間に91.77円を付け、先日の安値91.82円を更新しました。 終値は92.48円で、高値寄付き実体が大きく下ヒゲの短い週足陰線を見るとまだ下降トレンドは続いていると思われます。 ただ、短期足ではダブルボトムのフォーメーションとなりそうで、週初は幾分か戻しそうな感じです。 91.82円の安値を付けたあと、戻りはネックライン手前で止まりました。 今回もネックラインや急落の窓を埋めきる94.1円付近ではかなり売られる事が想像できます。 週の終値は週足レジスタンス93.4円を下回って弱気のままですから、ここでは再度売りたいところです。 長期足の下げの力が大きいですからダマシとなりそうですが、94円以上の終値が続けば一旦売りは撤退が無難。 更に深い底を取りに行くのはリスクの高い売りとなるので早期撤退、早期利確が鉄則となります。
 ドル円4時間足
 ドル円週足 72度線
4/6の週の安値から引いた週足サポートが今週は90.6円付近。 8ヶ月サイクルボトムを付ける際、ザラ場では大体この週足サポートを割りますので90円割れもありそうです。 94円ハイから95円付近で何度も揉み合った経緯から、ここでロングをつかまされてまだ損切ってないポジションもかなりあるでしょうし、90円付近にはストップロスも相当量あるはずです。 これが下げ加速の一因となりそうです。
「来週ボトムを形成し、その後上昇するという予想ですが、実は今回の下げが別のサイクルによるもので、数ヶ月中に1月につけた87.1をも下回るような下落がおこる可能性はあるでしょうか? 」とご質問を頂きました。
今回のこの下げは、大きく分けて3つのサイクルが関係しています。 しかも週足で数えますと今週辺りが全て下げの時間帯です。 細かく見ますと日足では17〜29日辺りが底の時間帯です。 昨年の10/20の週から38週目、昨年の12/15の週から31週目、2007年8/13の週から101週目(3つ分のサイクル)。 今回は87.1円を割り込まないと思っていますが、「数ヶ月中に」との問いには何とも言えませんが可能性はあると思います。 2005年1月から始まった5年サイクルの後半のハーフサイクルが、昨年の12/15の週から始まったと考えていますが、4/6高値101.44円がこのハーフサイクルのトップだった様に思えます。 101.5円はドル円の変動為替制度開始から何度か防衛されたサポートでしたが現在はしっかり割り込み、月足で超えられない強烈なレジスタンスとなっています。 30年分ほどの月足一目を見ましても雲の上限を月足が超えた期間は僅かで、余程の事がない限り月足で買いサインが点灯する兆しはありません。 次に101.5円を月足陽線で抜くのは、恐らくドル円史上最安値の大底を付けてからの戻りです。 現状では下げの力の方が大きいですから、次の8ヶ月サイクルのトップは6/5高値98.89円より下で、途中かボトムでは87.1円を割り込む事もありそうだと思っています。 手描きのペンタゴンチャートの次の大きな交点が8/24の週辺りにあります。 今週辺りがボトムでしたら本来8月下旬は戻り高値を付ける時間帯ですが、87.1円を付けた1/19の週から31週目であり、このサイクルも無視できないため、すんなり戻り高値を付けるかどうかは懐疑的です。
2009.7.12 14:17
一部おかしい表現がありましたので訂正しました
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