先週のドル円は戻り高値を付けに行く上げがあると心の準備が出来ていたものの、先週金曜日の98.72円の終値には少し驚きました。 日足実体を見ましても値幅約220ポイントの今年一番の大陽線です。
 ドル円4時間足
 ドル円週足 72度サポート、レジスタンス
 ドル円日足 MA25、MA200、MA233
 ドル円日足 一目均衡表
週足を見ますと1/19の週の安値から引いたサポートが先週は98.9円ですから、下で推移していた週足が目一杯上げてぶち当たって止まりました。 4/6の週の高値から引いたレジスタンスも大きく超えており、トレンド転換を匂わせます。 日足一目では遅行スパンの上値抵抗が薄くなった週初より上げに転じて週末、足にぶつかりました。 日足は実体で雲を上抜け、転換線が基準線を追い越す「好転」寸前の状態です。
まさに「トレーダーを迷わす上げ相場」です。
一般的にチャートだけを見るとドル円は底打ちして上げにトレンド転換したと見えますし、大方の投資家もショートを手仕舞い、ロングに転じることを考えそうです。 サイクルを見るものにとっては「山高ければ谷深し」。 今週は遅行スパンが足の中で揉み合い、99円台乗せもありそうで、3月初旬と5月初旬の99.5円付近の様なもみ合いがまた見られそうに思います。 天井圏でよく見られる上値が重くなり、押しが浅くなってくれば大きく下げるサインとなります。 MT4を使えばこの頃の5分足も見られますので、似たような動きになれば要注意です。 来週15日月曜日までに遅行スパンが足の抵抗帯を下抜ければ7/13の週辺りのサイクルボトムに向けて下げが始まります。 今週は更に売り増しを考えていますが、逆に抵抗帯を上抜ければショートは残念ながら手仕舞いです。
ここで「売り上がり」と、「ナンピンショート」の何が違うのか簡単に説明しておきます。 まずは心のゆとりが違います。 苦し紛れの売り増しではありませんので、ポジションの建て方と平均コストが大きく異なります。 最初は小さく徐々に大きくするのが「売り上がり」です。 これは利益を大きく、損を小さくするために行います。 例えば今回10枚ショートポジションを建てる予定で、96円から売り上がり100円でロスカットと想定します。 96円で1枚、97円で2枚、98円で3枚、99円で4枚ですと平均コストは98円です。 ナンピンショートの場合、最初に大きくポジションを建ててしまい、上に行けば行くほど資金に余裕がなくなりますので平均コストが悪くなるのが一般的です。 96円で4枚、97円で3枚、98円で2枚、99円で1枚ですと平均コストは97円です。 「買い下がり」はこの全く逆をすれば有効的です。
2009.6.7 13:58
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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